ログハウス造りのプロフェッショナル集団・・・夢木香 - フィンランド ログハウス・カナディアン ログハウス・個性派住宅・檜ログ・ミニログ・薪ストーブ

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中川信治の時々日記
 ★ 夢木香オーナー「中川信治」の思うこと・感じること・夢・希望など、徒然なる走り書き。

2004.10.29
フィンランド出張の旅、、、<第一弾>
10月18日から25日にかけて関空から、またもやフィンランドに行ってきました。今回の主たる目的はカルタノジャパン事業部立ち上げに伴う具体的な業務のすりあわせです。さて毎回、同じ事を考えるのは、こんな中途半端な時期だからきっと飛行機は空いているのではないと、、、。淡い期待を胸に関空まで行くのだが、何故だか飛行場は毎回、超満員なのです。通関検査にはジグザグに並んでの長蛇の列。一体この人たちはどこに行くのだッ!と叫びたくなるほどの混雑ぶりです当然、フィンランド航空も満員なのです。これは明らかにおばちゃん団体ツアーが原因です。そうなんです、おばちゃんが原因なんです。ただ、不思議なのは、おばちゃんグループはやたら目につくのだが、おじちゃんグループは全くいない。たまに見かけるのは夫婦づれのおじちゃんぐらいである。そして彼女達のもう一つの特徴はその場所が飛行場だろうが、機内だろうが、聞こえてくる内容がやたら、マイナーな近所の噂話である。今回も機内でお菓子を食べ食べ聞こえてくるのは関西弁であった。そして、もう一つの不思議が、若い女性での二人連れツアー参加者である。いまどき農協の団体旅行でもあるまいし、わざわざこんな型に、はまったツアーに参加しなくても良いのではないかと、思うのは私だけだろうか、、、?英語の話せない私でさえ、現地に着いた日のみホテルをおさえてそれ以外は、その時々の気分で気にいった土地で宿を探して泊まる、旅をして来たのに、いまどきインターネットで情報が入る時代、自由気ままな旅をすれば良いものをとついついおせっかいな気分になってしまうのだ!10時間かけて頭が時差ぼけでフラフラになりやっとの思いでヘルシンキに到着!!その後、国内線を待つ事2時間、夕方5時の飛行機で出発し、カルタノ社があるクオピオのホテルに着いたのが夜の7時ごろです。日本を午前11時に出発して夜中の1時にホテルについた事になるわけです。明日は6時起床8時出発、9時〜夕方まで会議で缶詰!こんな出張今回で終わりにしましょう!!と言っている私が考えたスケジュールなのでした。

クオピオのホテル近くでハイッ ポーズ、、、暗くて何も解りません!!

2004.10.19
10月16日は大安で日柄も良く、また雲ひとつない日本晴れの一日でした。そんな、気持ちの良い秋晴れの日に夢木香のスタッフ、O君の結婚式が神戸でありました。5年ほど前はスタッフの結婚ラッシュ!そしてその次が、出産ラッシュ!最近それもチョット落ち着いたかなってところで、ひさびさのおめでたい話が舞い込んできました。初々しい2人を見ていると、なんだか自分達の昔を思い出したりして、、、?幸せいっぱいの2人を見ていると自分のことのようにうれしくなって来ます。結婚式は良いもんですよネ!それに、これは自慢話ですが、夢木香のスタッフのお嫁さんは見事にみーんな、きれいな人ばかりなんです!?よくぞ、ゲットしたな!と誉めてやりたい気分になります。もちろん、今回のO君の新妻も落ち着いたイメージのきれいで個性的な女性でした!!披露宴もけっして派手なものではありませんでしたが、細かいところに気配りをした、手作り風の気持ちのこもった、心温まる素敵な披露宴でした。どうぞ、いつまでも思いやりのある、明るい家庭をきづいて下さいネ!!
今回の失敗はデジカメを忘れた事でした。この写真は、恥ずかしいのでそっと隠れて携帯電話で写した写真です。あしからず、、


2004.10.2

先回9月に、北海道出張の事を書きましたが本当はこっちの事を書こうと考えていました。北浦氏(ノーススタッフ)の自宅に訪問した体験談です。早くここに載せたかったのですが、隣りに住む大浜さんが出版された本を読んでからの方が良いと考え遅れてしまったのでした。北浦氏の住んでいる所は<北の国から>で有名な富良野に隣接する中富良野です。乱暴に説明すると、北海道好きなら一度は行った事のある富田ラベンダーファームの国道をはさんで反対側の十勝連山の丘の上です。富良野の町が一望できる場所です。観光地化している場所から離れているため、それに地元の民家が建っている所より、もう少し高台に位置しているため、周りには誰も住んでいなく全くの手つかずの原野です。それに舗装道路から砂利の側道を入った所なので、誰もこの奥に人が住んでいるとは気が付かない場所です。そんな所に北浦氏の住居はポツンとあります。でもこの話は少しだけ嘘になるのかもしれません。それは、隣りに先住者である大浜さんが住んでいるからです。彼の隣人である大浜さんが先にここに住居をかまえ、ひょんな事から、知り合い、あんたも良かったらこの隣りに住んだら良い!と言われて、彼は本当にその隣りに住んでしまったのです。ここで、勘違いしないで欲しいのは、その場所は水道もガスも電気も何もない熊笹の生い茂った原野なのです。灯りはランプを使い、薪で飯を炊き、近くの湧き水を必要に応じて汲みに行く、こんな原野の生活をもう14年間続けている大浜さんに何かを感じ、彼は隣りに自分で家を建て住みだしたのでした。男なら誰もが一度は考える?原野の生活を、30才代の青年が実践している。そして、彼の当面の目標はそこから程近い丘の上にログハウスを造る事!それは、いっしょに住んでいる彼女と新居を構えるために!!なんだか大草原の小さな家をそのまま実践している二人にいつまでも、惜しみない拍手を送りたい気分です。
そしてもう一人紹介したい人が、本のタイトル<原野の生活 なぜ今竪穴式の小屋なのか>新風社出版の著者、大浜五光さんです。最初ここに住むための住居を、寒さ対策を考えて3畳ほどの穴を掘りそこに屋根をかぶせただけの家を造って住みだしたのでした。またその一部に横穴を掘りそこに煙突をつけて薪を炊き、暖を取って寒さを防ぐ、そんな知恵で暮らしはじめ、今はその奥に廃材と皆から頂いた材料で作った立派な家?に悠悠自適に暮らしていらっしゃる。風の音を聞き、満点の星空を眺め、春の新緑と秋の紅葉に感動し、暮らす、、、いつの間にか鳥は手のひらにとまって餌を食べるようになり、リスは部屋の中まで入って来て好物のピーナッツを食べるらしい。そんな大浜さんがこの暮らしで、悟られたことは、神すら人間の作った想像のものであり、人間は地球上で特別な存在ではない。人は、動植物鉱物の中の一部にすぎなく、それは常に分解、分散、混合、融合しつつ、交代し宇宙を造る協力者である、、と。これは自己の利益に翻弄する我々へのメッセージです!ところうで、この本を読むとなんだかすがすがしい気分になるのは、私だけではないと思います、、ぜひ読んでみて下さい。


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