ログハウスの夢木香(ゆめきこう)

2003.10.17

いつの間にか月日が経ち、今年も残すところ後２ヶ月余りで終焉です。北海道の岩永農場からそろそろおいしいジャガイモが届く季節です。ついこの間まで暑くて寝苦しい熱帯夜が続いていた日々が、今は布団が恋しい季節です。そして汗を流すために入ったお風呂も今は暖まるために入る季節が来ました。今日の新聞に北朝鮮拉致被害者の方達が日本に帰って来てちょうど１年が経ったとの記事が載っていました。もうあれから１年も経ってしまったのかと、やはり時の経つ速さを感じます。どうぞ一日も早い家族の再会を望みます。そして、巷では凶悪犯罪が多発しています。世界で一番治安の良い国と言われたこの日本で。また、半年ほど前には株が８千円台になり、日本経済はもはや破綻し沈没すると言っていた人達が今、１万１千円目前に景気は回復したと騒いでいます。そして国会が解散し選挙が始まりました。何故か選挙が近づくと株が上がります。誰かが選挙に有利になるようにと操作しているとしか思えません。私達日本人は目の前にぶら下がった人参だけを追いかけているうちに、いつの間にか何かとても大切なものを置き忘れてしまっているのではないでしょうか？私達は生まれてから、多めにみてせいぜい７０回から８０回ほどこの季節を経験したらそれで終わる。そして全てが無になる。それを誰もが忘れているのではないでしょうか。この事を誰もが謙虚に受け止める事が出来たのなら、もう少し日本は変われるような気がします。明日を担う若者よ！ぜひ選挙に行って下さい。

2003.10.3

今回出張でまた北海道に行って来た。そこでなんと、釧路沖地震に遭遇してしまったのである。宿泊先のホテルでの出来事で、熟睡していた時突然揺れ始めた。むっくり起きたのは良いが、ここがどこなのか、はたまた自分は何階にいるのか、だいたい何故部屋が揺れているのか、全てを把握するのに５秒？位はかかったと思う。そしてその後第一声が「桃太郎（飼い犬の名前）はどこ？」となんとも的外れのセリフをしゃべったらしい。まともに立っていられない中で、とりあえずズボンとTシャツは着てみたものの後はただベッドにしがみついているしかなかった。寝ぼけていたとはいえこんな時人は何にも出来ずただ揺れが収まるのを待つしかない、ふがいなさと情けなさを痛切に感じた。その後窓の外を見たら、テレビとリアルタイムで出光のタンク火災が見えた。とんでもないところに泊まってしまったもんである。宿泊者の中でも外国人はよほど怖かったのか、館内放送で「冷静に対処して下さい」と繰り返されていたが、止まってしまったエレベーターを無視して、ダウンダウンと叫んで非常階段で下りていった。私達も２回目の揺れがあってさすがに心配になり１階に下りて早々にチェクアウトをしようかとも考えたが、意外に１階は冷静で、朝食をとっている人もいたので、怖さよりも食い気が勝って私達も朝食を食べてからチェクアウトする事にした。いいかげんなもんである。

写真は秋真っ盛りの「北の国から」のロケ地と、ラベンダーならぬコスモス満開の富田ファームである。

ログハウス造りのプロフェッショナル集団･･･夢木香 - フィンランドログハウス･カナディアンログハウス･個性派住宅・檜ログ･ミニログ･薪ストーブ

夢木香は、名古屋を拠点に、愛知、岐阜、三重、ほか地域でログハウス、個性派住宅を建築中！

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